ワイパーのメンテナンス

ワイパーのしくみ

ワイパーはモーター、リンク、アーム、ブレードで構成されています。

雨水や汚れを拭き取るのは、ブレードに取り付けたラバーの役割。
ワイパーラバーは完全に水を拭き取るものではありません。
ラバー部先端の細いエッジ面でガラスと接触・摺動し、
雨粒を薄く均一な膜を作ることでガラスを通過する屈折率を整え、クリアな視界を確保しています。

ワイパーラバーは経年変化により、劣化します。
拭き取りが悪いと雨天時の視界が悪くなるとともに、目の疲労も増大させるため大変危険です！

交換のサイン

下記のような症状がワイパーラバー交換のサインです。

・スジ残り

・ビビリ

・にじみ

・ムラ

拭き取りが悪くなる3つの原因

1.摩耗何度も拭き取ることで
ワイパーラバーが摩耗して
薄い膜をつくれず
視界がスッキリしなくなります
2.傷ラバーとガラス面の間に
砂やほこりがかみこんでしまって
ラバーに傷がつき
スジ残りが発生します
3.経年劣化ラバー=ゴムなので
時間が経つと硬くなって
ひび割れるため
ビビリやにじみが発生します

ワイパー交換の目安と料金

ワイパーラバーは車種により長さ・太さ・形状が異なります。
車種に適合したワイパーラバーを使用しないと
払拭不良やビビリの原因となりますので、
お気軽にご相談ください。

ワイパーブレードのメンテナンス

ワイパーブレードとは？

ワイパーブレードはワイパーラバーを取り付ける部品で、
ラバーをガラスに押し付ける役割のアーム部と繋がっています。

ブレードとラバーの一体構造により、
ラバーをガラスに押し付ける圧力を均一化することで
払拭性能を良くしています。

使用しているとラバーはもちろん、
ブレード部も傷んで、ガタツキがでてきます。